この夏も暑そうだというのに冷気が出てこない。
コンデンサーの下側のOリングから僅かにもれているのは承知していて、そのOリングの交換に踏ん切りがつかず交換してません。そろそろ電装屋さんに持って行こうかなとも思うんだけど今回もガスの補充でお茶をにごします。
ガスはHFC134a、手元にはひとつだけ買いおきがあるのでこれを使います。

カルソニックでなくても エアウォーターでも メキシケムでも日立でも 同じ冷媒 134aであればいいんでしょう。
温度の測定
各温度の測定で外気温は約27℃、吹き出し口の温度は 24℃、 送風にすると 34度。



充填の目安は?
NBのガス量は350g±50gとのこと。
ほんとだったら冷媒を全部回収して指定の冷媒量にするんでしょう。
ネットにあるみなさんの説明を見てみると、調子のいいエアコンでは送風口で 7度から12度 くらいの風がでるようです。
送風口での風温10℃を目標に少しづつ様子を見ながらガスを入れていくことにします。
手元の缶は200gなので使い切るかもしれません。
(家庭のエアコンでは補充の目安が外気温との差が10~15度だったような・・)
サイトグラスを目安にするというのもあるけど、気泡はみえないというか何もみえません。
送風にすると温風が混じってるのはなぜか? 今度調べますが エバポレーター あたりに原因がありそうです。
低圧側へ接続

低圧側のバルブは ウォッシャータンクの後ろ、ヒーターパイプの真下にあるバルクヘッドから出ている金属管についています。なぜか内側を向いているのでカプラーをつなぎにくいです。真上か外側に向いてればいいのですがなにか理由があるのでしょう。
エアコン用マニホールドゲージを使います。あると便利です。部品を買い足して家庭用のエアコン設置にもつかっています。ただ最初からゲージが合っているのか不明。そのため開け閉めができる接続ホースとしての役割にしかなっていないのが残念なところです。 数千円で安物はたくさん売っていますがみな評価はいまひとつのようです。ゲージが違うと思ったら即返品しないといけませんね。

マニホールドゲージではなくて、ホースとゲージだけのものは使いやすそうです。
冷媒をエアコン本体に補充していきます
マニホールドのバルブは閉め、冷媒の入った缶をホースにつなげたら、ニードルで缶に穴を開けるためねじ込みます。穴があいたら二ードルを少し戻しすとホース内に冷媒が充満します。マニホールドの透明窓に冷媒がみえます。
エンジンはかけたまま、エアコンはMAXにしておきます。 マニホールドのバルブをちょっとだけ開けると冷媒が入っていきます。
マニホールドのノブをすぐ閉じて冷媒の補充を停止ししばらくして温度を確認すると15℃になりました。ちょっと入れるつもりが結構はいったんだろうと思います。実施前が24℃だったのでもういいかなともおもいましたが、缶にはまだ冷媒が残っていますし、冷えるエアコンは8℃くらいらしいので続行します。

ちょっと入れては温度確認を繰り返すと4回目で9.6℃まで下がりました。
ちょうど缶はカラになったので200g入ってしまったことになります。

この夏はもつかな? エアコンONでアイドリング1000rpm、電動ファンがきちんとまわっています。
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