ロードスターのエンジンルームは余裕があって作業はしやすいと思います。FF車特に軽とは比較になりません。あれはよく詰め込んだなと感心します。

そんな余裕があってもイグニッションコイルへは工具がとても入りにくいのです。 

これが壊れて交換になったら面倒と調べてみると、やっぱり消耗品なので、割れることも不具合になる事もよくあるらしではないですか。高齢の車なので予防はしておきたいです。

*ノーマル新品はけっこうお高いです

イグニッションコイルはけっこう高いパーツで、ノーマルの新品が40,492円、ヤフオクの中古で1万円前後。

それなんで、ダイレクトイグニッションに変更してしまう方が多いみたいです。

交換した人がたくさん記録を残しているのでそれをなぞればできそうです。

交換後の感想はネガなものがありません。

ノーマルECUはダイレクトイグニッション用の設定をしてないので ドエルタイム?のなんたらで 壊れやすいと言ってる方もいます。

で、用心深い方はしばらく元々のイグニッションコイルにもどせるようにそのままにしておく方もいます。取り去るのも面倒だったりしますから。工具入りにくいですから。

*NANBでイグニッション周りはけっこう違う

同じB6エンジンでもNAとNBでは取り回しだけでなくセンサーの位置やワイヤーの取り回しなどなどけっこう違います。NB6の場合は、イグニッションコイルにつながっている6極カプラーを外し、新しく各プラグに向けて配線したたカプラーにつけかえればよさそうです。NAより簡単らしいですね。

*どのイグニッションコイルを使うか

なんのダイレクトイグニッションを使えばいいかというと、みなさんいろんなのを使ってるようです。寸法さえ許すならどれを使っても良さそうです。 

プラグからコイル上端までの距離が違うだけなんでしょうか。それとも素材とか昇圧させる能力とか何がちがうんでしょうか?? 寸法は現物あわせで確認が必要ですね。固定用のネジが入るところもそれぞれのコイルで違います。細かく寸法まで載せてくれるそこまで親切な先人はいません。

デミオ用、かトヨタヴィッツのものを使うのが一般的みたいですね。

カプラーから出るコードはデミオは3本、ヴィッツは4本になってます。3本は信号、グランド、12V という具合です。 ロードスターは1-4.2-3の2系統同時点火です。それなので3本でじゅうぶんのようです。

各気筒それぞれ別のタイミングでの点火はフルコンを導入しないとできないようです。

アマゾンではメーカー不明品互換中華品が4つで5,000円程度からあります。NGK等であれば1本5000円~。

アウディR8用が最高と書いている方もいます。赤くてかっこいい。


いろいろ潤沢な方はアウディ用の赤いやつ、こちらでやってもらいましょう。3倍速くなりそうですし

*デミオ用を使います

今回はデミオ用中古でいきます。理由はもちろん安いから。

*準備として考えられるもの

揃えておくもの

イグニッションコイル

コイル側カプラーと車体側カプラー

カプラー間をつなぐ線

イグニッションコイルをエンジンに固定するプレート

プレートをエンジンに固定するボルト

コイルをプレートに固定するビス

参考になる情報  などなど

*コイルを固定するプレートについて

プラグにコイルを被せ、抜けるといけないのでふつうはコイルをタペットカバーにビスで固定しています。

抜けるといけないのでこれも用意しないといけません。みなさんいろいろやり方が違うので検討します。とにかく現物合わせをしましょう。(つづく)