20年もたつといつ壊れるか心配なものが多くなる。。。

 ecuも消耗品なので予防しておいたほうがいいだろう

 そうなると気になるのはフルコン。ハルテックだったり、リンクだったりMoTeCだったり。導入出来れば楽しそう。ME221.441というのもあるらしいですが日本にはまだ扱いがなさそう。それにしてもみなさんいろいろやってますね。(湾岸Mの冨永さんみたいなことやってる人、ほんとにいるんでしょうか?)

心配なのは電解コンデンサー 

 この先心配なECU。調べてみると、すでに対策をしてる人が多くいます。

 ECUのトラブルは、電解コンデンサーの消耗や中身の電解液漏れがおもな原因とのことです。

 電解コンデンサーが原因の不調は、徐々に悪くなってるからわからないことも多いみたいです。コンデンサー中の電解液の蒸散でその機能が低下しても普通に走りはするそうですが、たとえばクランキングの時間とかアクセルレスポンスとか燃費などいろいろ影響するらしいです。交換した人は一様によくなったとコメントしてます。気が付かなかったけど悪くなっていたと。そういえばうちの、最近クランキング長い。ということはもう交換時期なんだろうと思います。22年もたてばまあ全員交換対象になるんでしょうね。

 どうも電解コンデンサーの寿命は他の電子部品より早く、クルマを乗り続ける限りいずれくる問題なので早期交換したほうがいいようです。ユーチューブでもオーディオ関連の交換はずいぶん動画が上がってますね。

 電解コンデンサーについては、説明してくれているサイトがたくさんあって(今一つ理解は困難ですけど)あの中は電解液というものを紙?に浸らせてを閉じ込めてあるとのこと。使っていくうちにどうしても中の電解液が蒸散し一定の量をすぎてしまうと機能的な寿命を迎えるとのこと。見た目がきれいでも測定すると寿命が近いこともあるようです。太ってしまうと機能はまず低下し漏れやすい。底をゴムで密閉されていてその密閉が弱くなっても電解液漏れが発生する。そうすると機能低下だけでなく基盤の腐食原因になるとのこと。腐食で回路が寸断される場合もある。導電性のある液体は腐食だけでなく基盤に広がるとショートも引きおこす。漏れた電解液の洗浄について指摘される方もいて、溶剤でふき取るより水だとか、洗浄後にはコーティング?が必要だとか。

 もし回路が焼付いたり腐食した重症の場合、再生できる業者さんがいるようです(後述)。そうなったら素直にお願いしよう。 多くの人はECUがおかしくなるまで乗らないでしょうが。または整備工場に言われてアッセンブリーで交換することになるのでしょうが。

  

ECUの搭載位置について  VWジェッタの例 

1990年ころフォルクスワーゲンのジェッタに乗っていたことがあります。世界中で売れたゴルフ2のセダンタイプ。https://ameblo.jp/jibikenn/image-12648048828-14876615640.html (自動車美術研究所様にリンクさせていただきました)写真が良いと、いいくるまに見えます。いい車ではあったんですが。

 この車、社内がとても広く荷物もたくさん積めてすごく良かったんですが、運動性能がひどかった。アクセル踏んでも前にでないしブレーキも弱い。追い越し車線なんて走れたものではなかったです。ゴルフに乗ってた友人は文句言ってなかったので、個体差だったのかもしれません。

 ある日始動しなくなったのでヤナセに見てもらうと。ECUが水没?してるとのこと??

 ジェッタのECUはワイパーアーム取付部近く、バルクヘッドの向こう、フロントグラスの下側。室外エンジンルーム内です。 木の下に駐車場があって、その落ち葉でドレンがつまって水没に。 ヤナセの担当にこれ設計おかしくないかと言うと、ドイツは雨ではなくて雪だから問題にならないという回答があり絶句した覚えがあります。

 おなじようなことになってる方がいました。写真を見るとペンチが載ってる箱がECUと思われます。この方によるとECU本体だけでなくハーネスやコネクターもあやしいとのこと。

 http://www.vwgolf-mk2.com/vw_golf2_ecu_wiring_1602.html

 水没には注意

 ワイヤーハーネスへの浸水については、水没車両の問題としてもいわれますね。 水没した車両の電線部分(ワイヤーハーネス)は水が入ってしまうと完全に抜くのが困難なのでいずれ導通不良を起こす可能性が高いようです。 見た目はきれいで快調に動いてる、だけどそのうち不調になる。  とうちのクルマが水没扱いになった時に言われました。

 

 

ドスターのECU搭載位置と雨漏り

 ロードスターのECUは室内にあって安心そうだけど、濡れる可能性ありますよね

 一度や二度経験しているであろう雨水のオーバーフロー。気がつけば水が足元にたまっているアレ。ドレンホールを開けてしまおうかという気にさせる。

 カーペットをはがして途方にくれてるとわかりますけど、微妙な場所に設置してあるECU。ここ水大丈夫か。さらに狭い足元を余計狭くしている。ここしかなかったとは思えない設置場所。トランクに置くとワイヤー類の取り回しが増えてコスト増と別のトラブルのリスクになるのかな。助手席エアバッグを外してそこに置いてる人もいるようですね。

これは運転席側ですが・・・

 

 

電解コンデンサーの品質問題

 話をもどします。さらに電解コンデンサーについての指摘には、80年代後半から90年代製造品で「4級塩」が電解液に使われたものは品質が悪いとのこと。4級?     

引用はhttps://dengen-navi.com/wp/article/switching-dengen-towa/%E9%9B%BB%E8%A7%A3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%81%AB%E3%81%AF%E9%9B%BB%E8%A7%A3%E6%B6%B2%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E5%AF%BF%E5%91%BD%E9%83%A8%E5%93%81%E3%81%8C%E3%81%82%E3%81%A3/

 同様のことは別のサイトでも指摘されています。この電解コンデンサー品質問題のせいで80年代のクルマより、90年代の車の方がECUのトラブルがでやすいらしいです。マツダはトヨタほどでもないとの文章もありました。

 こちらはみんからの ブログ-1985 さんによる「基盤が焼けても直せます!」の回からの内容です。「トヨタでいえばハチロクや我らのセリカXXなどのECUでは、立派に古いにも関わらず液漏れの実例を見たことがありません。その一方でMR2(SW20)、スープラ(JZA70/80)、マークⅡ(JZX90/100)三兄弟あたりはお漏らしで大変なことになっています。」とあります。興味深いのはマツダもトヨタと同じメーカーの電解コンデンサーを使っているけど、トヨタ程にはコンデンサーのトラブルを見ないとの事。設計の傾向とかあるんでしょうか、素人には謎ですが。

交換はどこにお願いできますか? 自分でできるの

 肝心の交換、だれかにやってもらうにはどこに。ブログ-1985さんの中の人の「園部機械電子技術研究所」さんでは、ECU修理をすでに数百件こなしているとのこと。有名なアライブ(どーだ)では12,000円でやってくれるそうです。その他ではロードスター保存活動されてる方にお願いすれば有料でやってくれるもようです。いまの時代はランサーズとかでも具体的にたのめばやってくれそうですね。

調べていくと 群馬のキャニーエキップさん、唯一のECU専業リビルドメーカーがありました。

NAなら2型リビルド品をラインナップし、個々の品も補修を引く受けてくださるそうです。https://cannyequip.com/

NB6Cの場合交換は何箇所必要?

 ではうちのNB6Cは何箇所コンデンサー交換が必要なんだろか。

 NB6CのNB1のECUは B6MC。

63V47μfがふたつ、35V33μf、10V220μf がひとつづつ。  いろんな人が説明を上げてくれていますが、同じB6エンジンつかっていても、ECU型番がちがうので 現物優先で確認しないといけないですね。その現物も基盤まで損傷がない事がコンデンサー予防交換の条件です。基盤までいってるときは素直にプロにすがろうと思います。

 でも たった電解コンデンサーが4個? 。米より小さいアレ(チップコンデンサ)ではないから出来そうです。

 会社帰りに秋葉原で買って帰ろう。

秋月さんのサイトではではこんな感じです

つづく