夏になるとオープンカーが暑すぎで危険なのはご存知のとおりですが、ハードトップをしてても危険です。エアコンが効きにくいというのもありますが、天井そのものが熱くなりエアコンがどうだとかのレベルではなくその輻射熱で脳がおかしくなるんじゃないかとおもうくらいになります。(今回は2020年の作業記憶です)

三角窓があったとしたら風がドライバーに当たって頭も冷え気が紛れそうですが、最近のクルマ?にはそんなものはありません。あればいいのに。

KGワークスさんが試作しているようです。ガレージベリーさんのはアクリルに丸型の穴が開いたのがありましたね。社外パーツ後付で風が入るようにしてる人、車検どうしてるのでしょうか。

とにかく夏場は頭が冷えるようにしないと危険極まりない。ハードトップの天井に穴を開けてラリーカーのようにエアーインテークを作って空気が頭に当たるようにしたいと考えていたのですが実行にはいたっていません。

ラリーカーの天井エアーインテーク
・web cartopさんより

今年の軽井沢で工夫の装備を発見しました。

誰かのオリジナルエアインテーク

このまま幌を閉じられないのでそのために何か対策してそうですが、オーナーがいないので何も聞けず。ウェザーストリップをボルトで挟んで固定しているようです。挟む位置をサイドウインドウにしたりするのでしょうか。ウェザーストリップに穴が開くと雨漏りが近いので気をつけないと。(この方もそうですが、スマホのホルダーにはみなさん苦労されています。)

貼り付け前、真夏にどれくらいハードトップが熱くなるか測定したところ60度を越えていました。この日は東京の気温が34度あったそうです。

ハードトップの温度測定
真夏のハードトップ、64度

*脳 温度 限界 

検索で 「脳 温度 限界」でぐぐると最初にでてくるのは以下のとおり

は 平熱の37℃前後で正常に働き、体温が1℃上昇すると多くの化学反応が約10%早く進み、42℃を超えると機能は衰え、45℃を超えるとの神経細胞がダメージを受け重大な障害を残すと言われています。 が耐えられる限界は42℃~43.5℃で60分、43℃で10~20分とされています。」

42度の高熱で障害の可能性が出てくるので、60度になるハードトップなんか付けてると脳に障害が出る可能性があります。実際には血液が36度くらいで循環していると思われるので脳は大丈夫なのでしょう。 真夏に金属製のシフトノブは熱すぎて持てないので手袋をかぶせたりします。

*ハードトップに断熱材を貼り付けます。

当初の計画は 断熱塗料 + 断熱フォーム貼り付け

断熱塗料はガイアなど建築用塗料に多くあります。断熱機能を追加する塗料へ配合する粉末セラミックなど様々なものが販売されています。さらに白系にすれば黒系より光を反射して蓄熱しないんでしょうか。新しく白系の断熱塗料を今のチョコレートブラウンをやめて塗ってしまおう。さらに内側には断熱材を貼り付けるとずいぶん変わるのではないか。

まずは簡単な断熱材貼り付け、とりあえず安いのからやろう。

アマゾンをみてみると3000円弱でたくさん出ています。今回使ったのは厚さ8mmのネオプレーンのような発泡ゴムシート、粘着剤付き。

粘着剤付断熱材
型紙にそって切り取り

型紙を作って切り取る。幅が狭くけっこう湾曲しているので3分割で覆うことにしよう。

天井に貼り付け

貼り付けは黄色の友人宅で。この人は仕事が丁寧なのでほぼやってもらうつもりで訪問する。

ハードトップを外して芝生の上に裏返して置き、あらかじめ切り出しておいたシートを張りつける。

ローラーとか霧吹きを用意しとけばよかったのか。空気だまりだらけに。 しかもこの空気塊はあたたかくなると膨張するので目立つ。考えようによっては断熱層ができているので良しとしよう。丁寧なひとでこのありさまなので自分ひとりでやったらずれてただろう。

*ハードトップの人はやったほうがいい

結果から言うと絶対やったほうがいい。温度に関しては雲泥の差です。測定した写真はないけどゴム面の表面は20度近く下がったはず。まだ断熱塗料はぬっていません。これぐらい下がればいいだろう。

今回購入したシートはライニングしておらずゴムそのまま。なのでゴム面に何かに触れると傷がすぐつき破れます。すでにいろいろ破けてしまいました。外して置くときには気をつけないと

これを書いていたら海外のインスタでルーフライナーを販売しているのが出てきたのですが、むみつからず。