手作業で外してみました。まずバルブコアを外して空気を抜きます。

太目の友達を呼んで踏んでビートを落としてもらえばよかったのでしょうがレシプロソーで切り込みました。

切り込み後、そのままぐいぐい行けるかと思いましたが無理です。家屋解体など釘もいけるブレードなのですがだめです。

タイヤのサイドウォールにはさみをいれた写真
①トレッド部 ②ショルダー部 ③サイドウォール部 ④⑦ビード部 ⑤ベルト ⑥カーカス
タイヤの断面構造  (ブリジストンより)

サイドウォールが一番薄いので、円周方向にはさみを入れてみました。

タイヤを3つに切りました。

トレッド面が外れ3分割になりましたがここまで行くのにけっこうな時間と体力がかかっています。

さらにサイドウォールをビート方向に切って簡単に外せるかと思ったのですがそうはいかない。

ビートはホイールにはまり込んで全く動きません。当然なんですが隙間もない。空気圧でビートがあがるんだからすごいですよね。

これ見ると引っ張りタイヤは無理な変形を強いているなあと思います。ビート部の構造とは逆に屈曲させてるわけでしょ?いくらビートが丈夫でもやめたほうがいい。ルックスにこだわりがあるのか知りませんがサーキットに持ち込むのは危険じゃないのかな。屈曲してないのかな?

ビートを力ずくで落とそうにもトレッド面を既に切り落としたので力が入りません。

ビート部は分厚く作られているので丈夫です。タイヤレバーで少しづつ落とします。

タイヤレバーでちょっとずつ下げていきます。それでもなかなか下がらないので延々と幅を広く徐々に

これでようやく外れるのですが、外したものは、燃えないゴミでいいのでしょうか。

ようやく外れたタイヤ。ホイールリムにはゴムのようなものが残っていますがこれはパンク修理剤の跡でしょう。

この作業もう二度とやりません。組みつけはレバーだけで簡単なのですが、切り刻み外しは無理です。ビートを落とすのには「側溝とジャッキ」とか「まき割り器」「プレス」などジャッキ系を使えばいけるのでしょうが素直にショップにいきましょう。

でも、いいものがいっぱい売ってます。ビート落しから組み付けまでできるそうです。組むのも楽なのか???1回使ってみたい。


自作の人もいる。 

カプチーノ タイヤ手組み(外し編) by ケロカプ - みんカラ
SPFの4x4材をうまく組んでますね。(ケロカプさんの画像です)ケロカプさんの愛車すごいです。グリナール スコーピオン。初めて見ました