ガイドローラーが砕けているのは3年も4年も前から承知していたので、パーツは手元に準備していました。窓をあげた時「ガコっ」という音で上げ止まるのでストッパーのゴムもなくなっているのも確認済みです。(ガイドローラーは窓ガラスに固定された樹脂パーツ、それがドアボディ側の溝を伝う構造です)
昨日大雨(線状降水帯の影響)のR357を走っていたんですが、隣を走っていた車が水たまりで盛大に水を跳ね上げました。前が見えないくらい。それこっちの車内にかかり水が侵入しました。かなりびっくりです。
サイドウインドからばしゃっとかけられた感じで、フロントグラス、メーター、ダッシュボード、右足までも濡らすという初めての経験です。こんなこともあるんですね。ハードトップと窓ガラスの密着が弱い上に下からの水は防げないつくりでしょうからしかたないでしょう。
水の浸入とガイドローラーはあんまり関係ないのですが、その時ずっとやってなかったローラーとストッパーを思い出し交換しようとなりました。
*ストッパーの取り外し
まずストッパーをはずしました。ガラスは上から抜けるんですが、これを外さないとガラスが抜けません。黄色の矢で示した2箇所です。ストッパーをおさえながらビスを抜かないとストッパーは中に落ちます。ひろえばいいんですが素人作業に限って落ちた先で変なところにはさまりますからね。
そのまえにビニールカバーを破かないようにはがします。ある意味ここがいちばん大変かもしれません。ブチルゴム。この黒いネバネバは服につくと厄介です。
*窓ガラスは上から抜けます
その次にガラスの位置をサービスホールに合わせて3箇所のビスを取ります。 ここは受けが樹脂パーツなので戻す際には注意です。(ビスがまわり続けます。)
3箇所を外しても落ちません。上から引き抜きます。5つある樹脂パーツも交換したほうがよかったけど準備してないのでそのまま使います。
*ガイドローラーの交換
ガイドローラー(回転しません)を取り付けます。古いのは窓の隙間からわかりますが砕けています。
交換にはご覧のとおりトルクスが必要です。なぜここでトルクスなのか不明です。
ボルトを外して新しいパーツを組み込みます。取り付けたところの写真はありません。
このパーツ(ガイドローラー)ですが、2015年ころは廃番になっていたらしく、交換の際は社外品を入手して使っていたようですね。これを買ったころ(2018年か?)には復刻していたので普通に共販で購入しました。ただ、マツダの場合ほとんど取り寄せなのでモノタロウの方が便利です。
新旧ストッパーです。古い黒いゴムはとっくに砕けています。1台で4つ必要です。砕けたゴムはドアの中にありました。ドレンをふさぐと水が溜まるので探して捨てます。
このゴムが砕けるのでガラス位置が合わなくなってしまうようです。
そうするとガラス位置が上にずれるのでストッパーを下げて調整することになるのですが、ストッパーのゴムがなくなっているのでそのままだと交換しなくていいガラス側のストッパー(樹脂製)が傷んでいきます。
*後は逆の手順で戻します
先人のメンテをみると、金属製のガイドなどを外して古いグリスをふき取り、あたらしいグリスを塗りなおしています。
雨も降りそうなので今回はガイドはつけたままにします。古いグリスをペーパーでふき取り、シリコングリスをガイドの溝の何箇所かの付けときました。ガイドの上からローラーをガイドに落としていくので、ローラー側ガイドの一番上に多めに塗っておくことにします。塗るというか置くというか。
ドア内部の錆はまだありませんでした。予防として防錆塗料を塗ったほうがよかったのでしょうか。
いままであまり錆はなかったのですが、下回りに出始めています。何を使えばいいのかな。
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